大川の重賞見解
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3月5日(日)に中山競馬場芝2000mを舞台に行われるディープインパクト記念弥生賞(G2)。
皐月賞と同じコースで行われる前哨戦という位置付けですが、近年は共同通信杯やホープフルSから皐月賞に直行する馬も多く、昨年の2着馬イクイノックスに至っては東スポ杯から皐月賞へ直行と、年々ステップレースとしての重要度は下がっている印象があります。
実際に、弥生賞から皐月賞と連勝した馬は2010年のヴィクトワールピサまで遡らなければならず、皐月賞への関連性はそこまで高くないと言えるかもしれません。
しかし、ダービーや菊花賞といったクラシックレースとの関連性は高く、昨年の連対馬はそれぞれ菊花賞、ダービーを勝利。
一昨年の連対馬は菊花賞、そしてクラシックではありませんがNHKマイルを勝利しており、その後のG1レースを見据える上では非常に重要な一戦となっています。
今年は登録段階で12頭。
絶対的な本命馬が不在の今年の牡馬クラシック戦線において、一歩抜け出す馬が現れるのか注目です。
本命は◎セッション。
シルバーステート産駒のこの馬が本命。
同産駒はこれまで2世代がデビューしていますが、1800m〜2200mまでの距離、そして中山競馬場を得意としています。
直線の長いコースで33秒台の上がりをマークするような馬は少なく、仕上がりの早さと前々の位置で運べる器用さを武器にした馬が多い印象です。
この馬もスパッとキレる脚こそないものの、スタートセンスの良さと先行力が大きな武器。
前走はスローのヨーイドンという展開に加えて直線で右に左にと真っ直ぐに走れず3着でしたが、産駒が得意とする中山コース、そして自身も実績を残している右回りコースに替わって間違いなく前進があると見ています。
対抗に○ゴッドファーザー。
こちらもシルバーステートの産駒。
昨年6月の新馬戦は阪神の1800mで3着でしたが、カルロヴェローチェ、チャンスザローゼス、ドゥラエレーデにデルマソトガケというメンバーの中で3着。
この新馬戦はホープフルSと全日本2歳優駿というG1級のレースの勝利馬が出ていますし、連対馬のその後の活躍によっては後に伝説の新馬戦と呼ばれるようになる可能性もあるハイレベルなメンバーでした。
その後の未勝利戦の内容も素晴らしく、逃げて上がり最速、2着馬を1.6秒突き放すというまさに圧勝劇。
行きっぷりが良すぎる面も見られますが、休養を挟んで気性面の成長があれば面白い一頭だと思います。
▲にトップナイフ。
ホープフルS2着馬でここまでの実績は最上位メンバー中最上位の存在です。
逃げ一辺倒という脚質ではなく、控える競馬でも結果を出してきている器用さとキャリアの豊富さが大きな武器で、馬券の軸に置くのであれば最適な一頭ではないかと思います。
とはいえ今回は一番人気と支持を集めることが想定され、賞金面でも皐月賞、ダービーへの出走はまず間違いなく可能であり、完全に本番へ向けての叩きという印象。
馬券的な妙味という点も踏まえて三番手評価としました。
以下、瞬発力が魅力の△タスティエーラ、京都2歳Sが案外だったものの新馬戦の内容が良かった△グランヴィノス、中山巧者だったヴェルデグリーンの半弟△グリューネグリーンまで抑えます。
馬券は三連複一頭軸流し
◎→○、▲、△、△、△の計10点で勝負します!
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