・今週の重賞レース
①札幌2歳ステークス
20年の勝ち馬ソダシはこのレースの勝利をステップに阪神JF、桜花賞まで無敗で制しました。
21年のジオグリフは皐月賞を、昨年の勝ち馬ドゥーラはオークスで3着と、近年はクラシックでの好走馬を輩出しています。
先週の新潟2歳Sとは異なり、このレースは2歳のこの時期の重賞としてはハイペースになりやすく、上がりが36秒〜37秒かかる消耗戦になることもしばしば。
最終週の馬場ということもあり、今年もかなりタフなレースになるでしょう。
注目血統はスワーヴリチャード産駒。
今年の2歳が初年度産駒ですが、函館と札幌で産駒が大活躍。
今回はパワーホールとセントキルダの2頭がスタンバイしていますが、展開が向いたとはいえ新馬戦で同コースを逃げ切ったパワーホールに注目しています。
②新潟記念
スタート後長い直線を走り、コーナーを回って再び外回りの長い直線に向かうこのコース。
上がり3Fの最速馬が過去10年で5勝をあげており、3着内まで広げると8頭が馬券に絡んでいるように、広い外回りコースらしく上がり勝負になりやすいレース。
とはいえ、シンプルに上がりの脚を使えるだけではなく、開催最終週のダメージを負った馬場コンディションの中で最後の最後まで持続的に速い脚を使える体力が必要となります。
馬券的に妙味を感じるのはマイネルファンロン。
グチャグチャの不良馬場で2着以下を2秒近くちぎった一昨年の福島民報杯や、二度の坂越えがある東京2500mのG2での好走など、力のいる馬場で速い脚を使うのが得意なタイプの馬ですね。
長期休養明けを一度使った上積みも見込めますし、初の新潟コースですが注目しています。
③小倉2歳ステークス
夏を彩った小倉開催も今週がラストウィーク。
そのラストを締めくくるのが小倉2歳ステークスです。
かつては勝ち馬がその後イマイチというイメージのレースでしたが、近年はレーヌミノルやメイケイエール、ナムラクレアなどその後重賞戦線で活躍する馬を多数出していますね。
レースの傾向としては、2歳戦といえども下り坂スタートの1200mということもあり基本的には前半が33秒台前半のハイペースで進みます。
そのため過去10年を振り返っても逃げ馬がそのまま押し切った例はありません。
とはいっても、昨年のロンドンプランの勝ち方のような後方一気が決まりやすいコースというわけでもなく、ある程度前目の位置を取ってから抜け出す競馬が出来るかがポイントとなりそうです。
そのような競馬が出来そうな馬がビッグドリーム。
デビュー戦はスタートを決めながらあえて逃げ馬をマークする位置に控える競馬をしていた印象がありましたし、最後は流しながら二着馬を6馬身離しました。
レースぶりから距離が伸びても良さそうですし、今回の内容次第では朝日杯FSでも面白い存在になりそうです。
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