4月2日土曜日に中山競馬場芝1600mを舞台に行われるダービー卿チャレンジトロフィー(G3)。
今回の馬券×競馬投資
上半期のマイル王を決める安田記念に向けてのステップレースです。
中山マイルコースのハンデ戦らしく、過去10年で一番人気はわずか1勝。しかし3〜5番人気の馬が8勝しており、比較的人気サイドで決着するレースでもあります。
稍重で行われた2014年、17年を除くと、勝ち時計は1分32秒台から33秒台と早い時計での決着になることが多い一方、上がりの時計は34秒台から35秒台はかかることからも分かる通り、前半のペースが緩まずにハイペースで淡々と流れる持久力勝負になりやすい点が特徴です。
道悪にならなければ今年も例年と同様の傾向でレースが進みそうなメンバー構成。
ハイペースへの適性や、持ち時計の有無も重視したいところです。
こちらのページでは、競馬場の特徴・予想のコツ・コース別解析・有力血統そのほかさまざまな視点から検証しています。競馬予想に活用ください。また、その他競馬場ごとの解説のページでも、競馬予想に役立つコース解析・分析をアップしています。
本命に推したい馬!
◎カイザーミノル
1400mという距離で好成績をあげているように、早い流れの中を前々で押し切る競馬が得意な馬。
昨年の斑鳩Sからブリンカーを着用するようになりましたが、これによりレースぶりが安定。
マイラーズカップ、京王杯SCと高速決着となったG2でも連続3着と好走しましたし、毎日王冠では適距離とはいえない1800mという距離で見せ場たっぷりの5着と、重賞でも力のあるところを見せています。
天皇賞秋ではスローで逃げて14着と大敗したあたり、距離の限界もあったとはいえ、やはり瞬発力勝負は分が悪くある程度ペースが流れてこその馬だと感じました。
ベストはやはり1400mだと思いますが、スローの上がり勝負ではなく、淡々と流れての粘り合いになりやすいこのレースは、マイル戦の中ではベストな舞台設定なのではないかと思います。
対抗に推したい馬!
対抗に○カテドラル
個人的に昨年のマイルCSで狙っていた馬なのですが、そのマイルCSは前週までの上がりのかかるタフな傾向から一変し、1、2着馬が32秒台の上がりを叩き出す高速決着となり9着と敗れました。
昨年2着だったこのレースや、コントラチェックをクビ差退けて勝利した京成杯AHを見ても分かる通り、カテドラルはペースが流れて前がバタバタと沈んでいく上がりのかかる消耗戦に強い差し馬。
使える上がりの脚に限界があるため、前につけた馬が早い上がりを使えるような展開だと厳しいのですが、各馬が決め脚を削がれるような展開になれば確実に末脚を使ってくれると思います。
3番手に推したい馬!
▲インテンスライト
父はダービーや天皇賞秋でキレる脚を使ったエイシンフラッシュですが、その産駒はココロノトウダイやアーデントリー、オニャンコポンなど小回りコースで好成績を上げている馬が多く、実際にインテンスライトも中山マイル戦では3.2.1.1と好成績を残しています。
前走で6歳にしてオープン入りを果たした遅咲きの馬で、いきなりの重賞挑戦となりますが、得意の中山マイルの舞台、ハンデもトップハンデを背負ったザダルより4kg軽い54kgであれば好勝負は可能と見ています。
以下、前走は上手くレースの流れに乗れなかったものの、マイル二戦目で上昇が見込める△グラティアス、8歳馬ながら衰えを見せないコース巧者△ボンセルヴィーソ、3勝クラスでインテンスライトを相手に逃げ切り勝ちをおさめている△ノルカソルカまで印をまわします。
以上、ダービー卿チャレンジトロフィーの推奨馬を上げてみました。
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