3月21日月曜日に 中山競馬場 芝1800mを舞台に行われるフラワーカップ(G3)。
今回の馬券×競馬投資
桜花賞との間隔の短さもあり、近年はこのレースをステップに本番の桜花賞を勝利した馬は出ておらず、クラシックを制覇した馬も昨年の3着馬ユーバーレーベンがいるくらい。
しかし、遡ればオークスを勝利したスマイルトゥモローやシーザリオ、桜花賞馬となったキストゥヘヴンやダンスインザムードを輩出している歴史のあるレースです。
アブレイズが勝利した2020年こそ、前半に11秒台が続くハイペースの消耗戦となりましたが、基本的には中山の1800mらしくスローで流れやすいレース。
そういった展開になりやすいため、狙いたい馬は前のポジションを取れる馬。
差し馬の勝利は2012年のオメガハートランド以降出ておらず、しかもこのレースは重馬場で行われ、上位3頭全てが差し追い込み馬という特殊な条件。
基本的には先行出来る器用さがあり、かつラストの脚もある程度使えるタイプの馬を狙いたいところです。
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本命に推したい馬!
本命は◎モカフラワー
前走のクイーンCは8着に敗れましたが、道中2番手を進む積極策でレースを進めました。
赤松賞が後方から脚を余す競馬で少しもったいない内容だったため、位置を取りにいく競馬を試したのは好判断でした。
8着となった敗因がいまいち掴みづらいところはありますが、新馬戦で弥生賞5着馬のインダストリアを退けたあたり、見限るにはまだ早いと思っています。
父は中山得意のロベルト系スクリーンヒーロー、半兄に中山巧者のアサマノイタズラがいる血統背景から、今回中山にコースが変わるのは歓迎材料でしょうし、前走のような積極的な競馬ができれば、ここでも好勝負可能と見ています。
対抗に推したい馬!
○シンティレーション
新馬戦、未勝利戦で見せた自在性の高さから、続くアルテミスSでも高く評価していましたが、ハイレベルなメンバーの中で6着と敗戦。
その後一息入れて挑んだ前走の若竹賞をキッチリと勝ちきり、あらためて素質の高さを感じました。
キレる脚も持っている馬ですが、未勝利戦のように自身で競馬を作ることも出来る操縦性の高さが大きな武器。
右回りの1800mという距離ではこれまで崩れていませんし、この馬もコース替わりがプラスに働くであろう一頭です。
3番手に推したい馬!
▲キタサンシュガー
中京マイルで行われた前走の新馬戦は前半3Fが36.5、5Fが1.02.3とかなりゆったりした流れ。
2着馬から5着馬まで前に行った馬がそのまま残る展開の中を、後方からまとめて差し切った末脚には驚きました。
父キタサンブラック、母父がサドラーズウェルズ系ということから距離が伸びるのは問題ないと思いますが、課題は初めて挑む右回りコースと長距離輸送。
新馬戦を見る限り折り合いに不安がある馬でもないと思うので、今回は少し前目の位置につける積極的な競馬も見てみたいところです。
以上の三頭に、小倉の重馬場2000mという消耗戦を勝ってきた△ダイムを加えた四頭の馬連BOXで勝負したいと思います。
以上、フラワーカップの推奨馬を上げてみました。
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