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4月23日土曜日に福島競馬場芝1800mで行われる福島牝馬ステークス(G3)。
2004年に新設された比較的新しい重賞レースですが、2006年にヴィクトリアマイルが創設されたことにより前哨戦としての役割を担うこととなり、2014年からは優勝馬にヴィクトリアマイルの優先出走権が与えられるようになりました。
別定戦ではありますが、牝馬限定のローカル重賞ということで波乱の決着になることも多く、過去10年で1番人気馬の勝利はわずか2勝。
二桁人気馬の激走も多く、16年にはマコトブリジャールが単勝15番人気の低評価を覆しての勝利。
20年には13番人気のリープフラウミルヒ、15番人気のランドネがそれぞれ2、3着に入り、三連単が200万越えという高配当を演出しました。
今年は55kgを背負うフェアリーポルカ以外は全馬54kgと、これといった実績馬がいない難解なメンバー構成。
穴馬の激走も視野にいれながら、好走馬を探り当てたいところです。
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本命は◎アブレイズ
前走の中山牝馬Sでは12番人気という低評価を覆して2着と好走しました。
3歳時は先行して粘り込む競馬を得意としてきましたが、古馬になってからは後方から差す競馬もできるようになり、6着と頑張った昨年の福島牝馬Sやオープン入りして初勝利をあげたメイSのように33秒台の上がりも使えるようになり脚質に幅が出てきた印象です。
このレースと相性の良い前走中山牝馬S組の中でも、56kgから54kgと今回斤量が2kg減る点も好材料。
フラワーカップ以来となる重賞制覇に期待します。
○にアナザーリリック
昨年のアネモネSを勝利し、NHKマイルカップでも男馬たちを相手に勝ったシュネルマイスターから0.8差の7着と好走しました。
近二走は秋華賞で7着、愛知杯で8着と、牝馬限定のレースでもう一歩という走りが続いていますが、愛知杯では伸びきれなかったものの外から追い上げる脚色には見どころがありました。
2000mよりはマイルや1800mの方が合いそうなイメージで、今回は距離が1F短縮する点はプラスに働くと思いますが、不安点を一つあげるなら馬体重。
馬体重の増減がかなり大きい馬で、NHKマイルでは+12kg、秋華賞と愛知杯ではそれぞれ+8、+10と重賞では毎回馬体を増やしてレースに挑んでいます。
-12kgと絞って挑んだ昨夏の佐渡Sでは鮮やかな末脚で差し切り勝ちをおさめており、今回は馬体を絞れているかがひとつポイントになりそうです。
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▲にクリノプレミアム
前走の中山牝馬Sでは15番人気ながら直線でジワジワ脚を伸ばし、見事に重賞制覇。
条件馬時代は先行する競馬が多かったですが、昨年のターコイズSからは控える競馬が形になってきています。
実際に前走もスローの流れで気性の幼い馬であればかかってしまうペースだったと思いますが、上手くコントロールが効いており、そのあたりの精神面の成長がここに来てこの馬本来の素質を引き出しているのだと思います。
福島の1800mは2勝クラスの松島特別で圧勝している舞台でもあり、2戦連続での重賞制覇に期待がかかります。
以下、福島競馬場なら残り目が期待できる△ロザムール、小回りコースに強い△サトノダムゼル、中山牝馬Sは出遅れが響いた△ルビーカサブランカまで、手広く印をまわします。
馬券は印を打った6頭の三連複BOXで勝負したいと思います。
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