この記事では「福島競馬での的中率を上げたい!馬券で勝ちたい!」という方に向けて、福島競馬場の特徴や攻略法をまとめました。コース、福島競馬レースも取り上げています。
福島競馬場は福島県福島市にある競馬場です。
住所 〒960-8114 福島県福島市松浪町9-23
福島競馬場は、芝の一周距離1600mとJRAの競馬場の中で最も小さいです。
最も小さいということは、逃げ先行脚質の馬が有利というセオリーが生まれそうですけど、開催前半を除けばよく差しが決まるので、決めつけてしまうと痛い目あいます。
福島競馬場で馬券を買うときは、このような特徴を知っておくことで的中率を上げることができます。
この記事を最後まで読んで、福島競馬場の攻略法を身に付けていってください。
福島競馬場の特徴
福島競馬場は、右回りで行われます。
芝コースの一周距離は1600m、幅員は最大で27m、直線の距離は292mとなっています。
ダートコースの一周距離は1444.6m、幅員は最大で25m、直線の距離は295.7mです。
ゴール板過ぎから2コーナー付近までなだらかな下り坂が続き、その後、向正面で上り坂があります。
そして、残り400m付近までは平坦になり、その後、残り170m付近にかけて再びゆるやかな下り坂になります。
残り170m付近から残り50m付近までは、高低差1.2mの上り坂を駆け上がってゴールになります。
平坦のイメージがある福島競馬場ですが、意外とでこぼことした形状になっているんですね。
芝の一周距離1600mは、JRAで最も小さい競馬場です。
最も小さいということは、逃げ先行脚質の馬が有利という印象を受けますが、開催前半を除けばよく差しが決まるという印象があります。
というのも、3~4コーナーはスパイラルカーブになっていて、スピードが落ちない形状になっているため、後方脚質の馬にも出番があることも覚えておきましょう。
コース・距離別のまとめ!
下の「コース・距離」を押すと、詳細を確認することができます!
このコースは、バーデンバーデンカップが開催される舞台です。
スタート地点は、2コーナーです。
スタートしてから最初のコーナーまでの距離が長いので、枠順による有利不利はほぼありません。
開催前半は、逃げ先行脚質の馬が有利。
そして、開催が進むにつれて内側の馬場はかなり荒れやすくなってくると、内側を避けて、外ラチ付近を通る馬が出てくることがあります。
こうなってくると、後方脚質の馬にも出番が回ってきます。
特に最終週は、外々を回った後方脚質の馬しか上位に来れないような時もあるぐらいの馬場になることもあるので、傾向をよくチェックしておくと良いでしょう。
開催前半は逃げ先行脚質の馬。開催後半は後方脚質の馬。と覚えておくことおすすめします。
このコースは、福島牝馬ステークス(G3)やラジオNIKKEI賞(G3)が開催される舞台です。
スタート地点は、スタンド前でコースを一周します。
スタートしてから最初のコーナーまでが短く、隊列はすぐに決まりやすく、
中距離のレースになると1~2コーナーでペースが落ちやすいですが、福島の芝1800mは1~2コーナーでもペースが落ちにくく、淡々とペースが刻まれることが多いのが特徴です。
比較的、逃げ先行脚質の馬が有利です。
重賞になると、人気薄の逃げ馬が残ることがあるため注意が必要です。
枠順による成績の差は少ないですが、3~6枠の馬が比較的良い成績をあげてるので頭の片隅に入れておくと吉。
このコースは、福島記念(G3)や七夕賞(G3)開催される舞台です。
スタート地点は、4コーナーでコースを一周します。
スタートしてから最初のコーナーまでの距離が長いため、先行争いは激しくなりがちで、
その後もペースが緩むことはあまりなく、早いペースで淡々と進むことが多いです。
早いペースということは前に行った馬たちが最後に失速すると思いがちですが、最後の直線が短いためか逃げ先行脚質の馬が好成績をあげているので先入観はNGです。
そして、開催後半になってくるとマクリが決まることが多くなってきます。
ただ、後方脚質の馬は、自ら動ける器用さがある馬でないと、好成績をあげにくい傾向にあります。
持続力のある馬や早いペースを淡々と刻むことが得意な馬を狙っていくと自ずと回収率もあがってきます。
ちなみに、枠順による有利不利は少ないです。
このコースは、下級条件を中心に行われる舞台です。
スタート地点は、向正面でコースを一周半します。
コーナーが6回もあるため、先行脚質の馬が有利です。ただ、逃げ馬の成績はよくないので先行に取り付く馬と覚えておきましょう。
長距離戦に加えて馬場が荒れやすいので、かなりスタミナがある馬でないと厳しく、
良馬場のレースのときでも、道悪実績がある馬が好走することが多いので狙い目ポイントです。
コース取りや仕掛けのタイミングなど騎手の腕が問われるコースとなっているので、騎手のチェックも忘れずにしましょう。
このコースは、下級条件を中心に行われる舞台です。
ダート1150mという距離は、JRAの競馬場の中では福島競馬場だけ行われる舞台なんですよ。
スタート地点は、2コーナーのポケットで、芝スタートとなっています。
ダートを走る馬は、芝スタートに慣れていないことが多いので、得意不得意のチェックが必要です。
そしてスタートしてから、残り400m付近まで上り坂が続くためか、上がりがかかりやすい舞台となっています。
そのため、ある程度差し込んでくることもできますが、やはり、逃げ先行脚質の馬が好成績をあげています。
外枠の馬が好成績をあげているので覚えておきましょう。
このコースは、福島民友カップが行われる舞台です。
スタート地点は、4コーナー過ぎでコースを一周します。
スタートしてから、最初のコーナーまでが長いため、前半はペースが速くなることが多く、
向正面から残り400m付近まで上り坂が続くため、ダート1150mの舞台同様に上がりがかかることが多いです。
つまり上がりがかかった方が持ち味を活かせる馬が狙い目です。
逃げ先行脚質の馬が好成績をあげています。
後方脚質の馬は、直線一気は難しいので、マクれる器用さがある馬を狙っていくと吉。
小回りコースなので、内枠有利と思いがちですが、この舞台は意外と8枠の成績が良いので頭の片隅に入れておいて損はありません。
このコースは、1勝クラスのみ行われる舞台です。
スタート地点は、向正面でコースを一周半します。
コーナーが6回あることと長距離戦のため、スローペースになりやすいです。
しかし、2周目向正面からペースが早くなることが多く、ロングスパート合戦になることが多いです。
上がりがかかりやすい舞台に加え、ロングスパート合戦になるので、かなり上がりはかかるでしょう。
スタミナ豊富なバテない馬を狙うのがセオリーです。
逃げ馬の成績はあまり良くなく、先行脚質の馬が好成績をあげています。
2、3枠の成績が良いので、その枠に入った先行脚質の馬はおさえていく必要があります。
おすすめコース血統をランキングで紹介!
福島競馬場のおすすめコース血統をランキングTOP3で作りました。
ランキングは実際の血統(種牡馬別)成績データから考えて作成しています。
どの馬から買おうか迷っているというときに、ぜひ参考にしてみてください。
2022年版です!2022年1月1日時点集結、過去3年のデータから集計しています。
・【1位】福島芝2600mのオルフェ-ブル産駒
福島芝2600mではオルフェ-ブル産駒が勝ち星トップ。単勝回収率を見ても263.7%と高く、複勝回収率でも131.1%と高い回収率を残しているので、単軸としても複軸としてもおすすめできます。
・【2位】福島ダ1700mのシニスターミニスター産駒
出走回数は多めですが、福島ダ1700mではシニスターミニスター産駒が単勝回収率が309.2%、複勝回収率169.9%、人気不人気関係なく狙ってみる価値のある血統です。
・【2位】福島芝1800mのゴールドシップ産駒
福島芝1800mではゴールドシップ産駒の単勝回収率が237.6%と高い回収率を残しているので、単軸としておすすめできます。
血統は競馬予想でとても重要なファクターのひとつということがわかりますね!
福島競馬場のあれこれ
JRAの中では、東北地方に唯一ある競馬場です。
場内に遊具がたくさんありますので、お子さんは遊具で1日遊び、お父さんは馬券を買って1日楽しむことができるんですよ。親子でも充実した1日を楽しむことができる競馬場ですね。
そして、福島競馬場にはドライブスルー投票所があるんです。
車で行き馬券を買う。ハンバーガーを買うように、馬券を気軽に買えるということは、非常に魅力的ですね。
競馬場(コース)の特徴や傾向を考えながら予想するのが非常に重要なポイントになりますので、
少しでも馬券×競馬投資のお役立てになれたら幸いです。
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