G1を見据えた実力馬多数のスーパーG2!中山記念

ヒシイグアス 中央競馬予想

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大川慶次郎

2月26日(日)に中山競馬場芝1800mを舞台に行われる中山記念(G2)。
国内に目を向ける馬にとっては大阪杯、海外を目指す馬にとっては香港やドバイのレースの前哨戦として、近年では中距離路線の有力馬が集うレースとなっています。
実際に、ネオリアリズムやウインブライトはこのレースをステップに香港のクイーンエリザベス2世Cを制覇。
昨年の勝ち馬パンサラッサは、このレースを逃げ切った勢いそのままにドバイターフを勝利しています。
レースの特徴としては、道中のラップが極端に緩まず、1800mという距離以上にスタミナが問われる展開になりやすいです。
そのため、マイラーよりの馬よりは2000m以上の距離を主戦場としている馬の方が好走が期待できると見ています。

本命は◎ヒシイグアス。
昨年の宝塚記念以来久々の実戦となりますが、休み明けを考慮しても本命の印を打ちたい馬です。
前走の宝塚記念はタイトルホルダーを捕らえることは出来ませんでしたが、3着のデアリングタクトに2馬身差をつけての2着。
レコード決着となり、道中のペースも極端に緩まない流れの中を前で受けての2着であり、それよりも前目の位置で勝利したタイトルホルダーの強さが際立つ形となりますが、ヒシイグアスのレース内容も立派でした。
一昨年のこのレースでの勝利経験もありますし、その時もレコードタイの時計で勝利するなど開幕週の高速馬場にも対応可能。
鉄砲がきかないタイプでもありませんし、長期休養明けでもこのコースであれば好走が期待できると思います。

対抗に○ソーヴァリアント。
◎のヒシイグアスとどちらを本命にするか最後まで悩んだほど、◎と遜色ない評価なのがこの馬。
チャレンジCを連覇しているように内回りコースで強さを発揮する馬で、前走は大逃げ馬を早めに捕まえてそのまま押し切る好内容で時計も優秀。
心房細動で13着となった二走前を除いて、3歳の夏以降崩れず好走を続けており、今回のメンバーの中でも内回りコースでの強さはトップクラス。
ただひとつの不安材料は、叩きのレースを使ってから順調に行かない点。
毎年有馬記念に出てきたら馬券を買いたいと思っていながら、チャレンジC勝利からの有馬記念回避や、セントライト記念で権利を得ながら本番の菊花賞を回避など、叩きのレースを使ってから一頓挫が見られます。
陣営としてもG3で賞金稼ぎをする馬ではなくもっと高い舞台で活躍出来ると思っているでしょうし、◎ヒシイグアスの叩きと違い、この馬の場合はある程度余裕を残した仕上げ、レースをして大阪杯に向かうのではないかと思い対抗の評価としました。

▲にシュネルマイスター。
マイラー色の強い馬ではありますが、中山の1800mも十分守備範囲だと思います。
飛躍が期待された昨年は思うような結果を残せませんでしたが、距離が忙しすぎたスプリンターズSや海外遠征など、この馬が力を発揮できる舞台設定ではありませんでした。
今回は守備範囲内の距離と関東圏での競馬ということで、地力を見せてくれることを期待しています。

以下、コースはベストではないものの末脚が魅力の△イルーシヴパンサー、近走充実の△ラーグルフ、中山実績豊富な△スタニングローズまで印を打ちます。

馬券は馬連一頭軸流し
◎→○、▲、△、△、△の5点で勝負します。

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