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7月10日(日)に小倉競馬場ダート1700mで行われるプロキオンステークス(G3)。
開催時期や施行場所などがコロコロ変わるレースではありますが、今年も昨年に引き続き小倉ダート1700mを舞台に行われます。
その昨年は9番人気、14番人気、12番人気での決着となり、三連単の配当が190万越えという波乱の結果となりました。
小倉競馬場のダート1700mコースは最後の直線が短く、後ろの位置取りになった場合は道中で位置を上げていける器用さが必要となるコース。
立ち回りの自在性と、テンが速くなった場合にも対応できるスタミナを兼ね備えた馬を狙いたいところです。
本命は◎ラーゴム
ダート初挑戦となった二走前の仁川ステークスは後方待機からジリジリ脚を使うだけの競馬でしたが、ダート二戦目となった前走の吾妻小富Sでは見事に結果を出しました。
上手くポジションを取ることが出来ましたし、直線では最後まで2着馬との競り合い、クビ差ながらも完勝と言える内容。
きさらぎ賞で荒れた最内を伸びて勝利した点や、500kgを超す馬格、オルフェーヴル×ミスプロ系という配合からもダートが向くのではと個人的に思っていた馬。
ダートのオープン以上は強敵揃いの戦いとなりますが、ダート3戦目の慣れや、前走から2kg減る斤量などプラス材料もありますし、このメンバーでも勝機はあるとみて本命の印を打ちます。
対抗に○ゲンパチルシファー
左回りでの好走が目立ちますが、1.1.2.0と小倉競馬場を得意としている馬。
オープン入りまでに時間はかかりましたが、自在性を武器に近走はオープンクラスでも堅実な走りを見せています。
条件戦時代はジョッキーに恵まれていればなぁという内容が多い馬でしたが、今回は同舞台で2勝クラスを勝ち上がった時と同じ川田ジョッキーが騎乗。
名手を背に、持ち前の自在性を生かして先行することが出来ればチャンスはあるのではないでしょうか。
▲にサンライズウルス。
3勝クラスを勝ち上がったばかりですが、その勝ち方が見事でした。
いつもの後方待機策とは異なり位置を取りに行く積極的な競馬を見せ、後続を突き放したラストも本気で追うこともなく余裕残しの感すらありました。
栗東所属馬でありながら東京コースをずっと使われてきたあたりから、今回小回りの小倉コースへの舞台替わりが鍵になりそうですが、前走のような積極的な競馬ができれば、勢いそのままに重賞制覇という可能性もあります。
以下、ペースが激流になれば浮上してくる実績馬△サンライズノヴァ、前走は折り合いを欠いたものの、スムーズに逃げられれば強い△アメリカンシード、距離が伸びて良さが戻りそうな△エアアルマスまで押さえます。
馬券は3連複一頭軸流し
◎→○、▲、△、△、△
で勝負します。
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