【ラジオNIKKEI賞】大敗のボーンディスウェイ巻き返しなるか！？小回りがモノを言う福島！

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7月3日(日)に福島競馬場芝1800mで行われるラジオNIKKEI賞(G3)。
夏競馬の開幕を告げる3歳馬による重賞であり、夏の福島の風物詩ともいえるレースです。
3歳限定のローカルハンデ重賞というといかにも大荒れしそうなイメージがありますが、このレースは大荒れすることは少なく、単勝一桁オッズの馬が順当に勝利する傾向があります。

ただ、2、3着に穴馬が突っ込んでくることは多々あり、カシノピカチュウやマルターズアポジー、ワールドリバイバルなど単勝二桁オッズの馬が波乱を演出しています。
福島の1800mは最後の直線が短く、コーナーから動いていける器用さが必要になる舞台。
上がり33秒台の脚が求められる舞台ではなく、スパッとキレるタイプの馬よりも長くいい脚を持続させるタイプの馬を狙いたいところです。

本命は◎ボーンディスウェイ
前走の皐月賞は14着に敗れましたが、レベルの高いメンバーの中、積極的に勝ちに行く競馬
をして勝ち馬から1秒差にまとめた内容は、決して悪くはなかったと思います。

デビュー戦から一貫して小回りコースを使われていることからも分かる通り、キレる脚こそないものの高い操縦性を武器に好位置から器用に立ち回れるタイプの馬で、開幕週の福島は絶好の舞台ではないでしょうか。

王道のクラシック路線を歩んできた馬が少ないメンバー構成の中、ホープフルS、皐月賞とG1を経験してきた点も強みになりますし、ハーツクライ×ドイツ牝系という配合も、適度に上がりのかかるこのレースにマッチしていると見て本命の印を打ちます。

対抗に○サトノヘリオス
この馬もホープフルS、スプリングS、皐月賞と王道路線を歩んできた馬。
少し折り合いに難しい面があり、実際に前走の皐月賞でもリキむ面を見せて17着と敗れてしまいました。

それでも未勝利、エリカ賞とレコードで連勝した内容やスプリングSの内容を見ると力は秘めている馬だと思います。
折り合い面からも1Fであっても距離が短くなるのはプラスに働くでしょうし、小回りコースもエリカ賞やスプリングSでこなしています。
極端にポジションが後ろにでもならない限り、上位に食い込んでくるのではないでしょうか。