大川の重賞見解
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9月4日（日）に小倉競馬場で小倉2歳ステークス（G3・芝1,200m)が行われます。
夏の小倉最終週に行われる2歳重賞戦で、主に今後短距離路線を目指す馬たちが出走するレースです。
過去には2016年に翌年G1・桜花賞を制覇するレーヌミノルがこのレースを勝利しており、昨年はナムラクレア、一昨年はメイケイエールといった後に短距離路線で活躍する馬たちが勝利している出世レースでもあります。
今年も新馬戦やオープン特別を好内容で勝利してきた馬たちが出走を予定しており、ハイレベルなレースが期待できると思います。
6月の新馬戦で2着馬に3馬身半差をつけて完勝したプロトポロスが人気を集めることになると思いますね。
この新馬戦で2着に入ったウメムスビはその後、未勝利戦を勝ち上がっており、今回の小倉2歳ステークスに登録をしています。
そのため、比較的レベルの高い新馬戦であったと考えられますし、まだキャリア1戦ですが良いレースが期待できると思いますね。
6月に函館の新馬戦を勝利し、7月のG3・函館2歳ステークスで2着に入ったクリダームもこのレースの出走を予定しています。
今回のメンバーで重賞に挑戦したことがある馬はこの馬のみであり、実績面ではメンバー中トップクラスだと考えられますね。
高い先行力が持ち味で、小回りの小倉競馬場との相性は良いと思いますし、重賞初制覇の可能性は十分だと思いますね。
8月に小倉で行われた新馬戦を6馬身差で圧勝したメイショウコギクもこのレースに登録しています。
今回の小倉2歳ステークスと同じ舞台である小倉・芝1,200mの新馬戦を圧勝した内容からコース適性は抜群だと思いますね。
新馬戦ではスタートから逃げの戦法でレースを進め、上り3ハロン34.3とメンバー中最速で勝利しており、素質の高さはかなりのものだと考えられますね。
メンバーは一気に強化されますが、新馬戦のレース内容から今回も十分期待ができると思います。
前走のオープン特別・フェニックス賞を勝利したミカッテヨンデイイも出走を予定しています。
フェニックス賞は昨年の小倉2歳ステークス勝ち馬ナムラクレアも勝利したレースであり、ステップレースとして相性は抜群だと考えられます。
ここまでキャリア3戦とレース経験も豊富ですし、デビューから1戦1戦、着実にパフォーマンスを上げていることから、今回もチャンス十分だと思いますね。
7月に福島の新馬戦を5馬身差で圧勝したアウクソーも楽しみな存在だと思いますね。
まだキャリアは1戦で小倉競馬場も初めてになりますが、前走の新馬戦は能力の高さを感じさせる内容だったと思いますし、
未知の部分は他のメンバーと比較すると大きいかもしれませんが、十分好勝負できる能力を持っていると考えられますね。
例年以上に豪華なメンバーが揃ったと思いますし、年末に行われる2歳G1だけでなく、来年以降の短距離路線を見据える上でも重要なレースになるかもしれません。
注目の一戦になると思いますね。
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