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今週の重賞展望
今週は京都競馬場で重賞レース【きさらぎ賞】が開催されます。
土曜にはエルフィンステークス、来週には共同通信杯、クイーンカップと、この2週に3歳の重賞やオープンが集中しています。その影響もあり例年出走馬が揃わない重賞であり、近年は10頭立て前後で行われています。
頭数が落ち着くせいがあるのかもしれませんが、1番人気と2番人気の好走が多くなっています。
過去10年
■人気別成績
1番人気【3.2.2.3】
勝率30.0％ 複勝率70.0％
2番人気【2.4.2.2】
勝率20.0％ 複勝率80.0％
3番人気【2.1.1.6】
勝率20.0％ 複勝率40.0％
4-7番人気【3.3.4.30】
勝率7.5％ 複勝率25.0％
8番人気以下【0.0.1.19】
勝率0.0％ 複勝率5.0％
去年が1、2番人気のワンツー決着だったように、1、2番人気が揃って馬券内に入ったことは6回もあります。やはり軸はここから取るのが無難と言えそうです。
ちなみに過去10年、1、2番人気が揃って着外だったのは2019年の一度だけでした。
そして3歳重賞レースということでまだ経験の浅い若駒だけに、格の部分もチェックしていきたいと思います。
過去10年
■前走クラス別成績
新馬【1.1.0.12】
勝率7.1％ 複勝率14.3％
未勝利【0.0.3.10】
勝率0.0％ 複勝率23.1％
1勝クラス【4.6.3.22】
勝率11.4％ 複勝率37.1％
OP特別・リステッド【1.1.0.3】
勝率20.0％ 複勝率40.0％
重賞【4.2.4.13】
勝率17.4％ 複勝率43.5％
前走のクラスが上がるごとに好走率も上昇していることがわかります。
やはり前走で強い馬たちと戦っているほうが有利であり、既に1勝クラスを勝ったり、重賞に出走している馬が幅を利かせてくるレースと言えます。
特に複勝率トップは重賞組であり、その中でもGI組はホープフルS【1.1.1.3】、朝日杯FS【1.0.2.3】と、複勝率は50.0％。ほかには、【0.1.1.1】の東京スポーツ杯2歳Sで複勝率は66.7％とサンプル数は少ないものの複数の好走馬を出しています。
ファーヴェントに期待です。
東スポ杯2歳Sの3着馬。新馬戦からの東スポ杯2歳Sで10キロ減は絞れた分もあるんでしょうけど、予想以上に輸送で減ったのではないかという見立てでいます。今回調教でも栗東坂路の併せ馬で躍動感あるフットワークからしっかり加速し併入しており、全体的に落ち着きがあるのもよかったのではないでしょうか。今回は見直せるはずで能力全開に期待です。
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