【京都記念】春のG1に向けて有力馬たちの始動戦!

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大川慶次郎

2月12日(日)に阪神競馬場芝2200mで行われる京都記念(G2)
春の主要G1レースへのステップレースとして知られており、大阪杯や天皇賞春といった国内G1だけでなくドバイに向けての始動戦としての意味合いもあり、頭数は多くならないものの毎年多くの有力馬が集います。
そういった有力馬が集う一戦だからこそ格というものが結果にも表れており、京都開催時代も含めた過去10年、前走がG1レースを走った馬が5勝しており、前走G2、G3組がそれぞれ2勝。
前走オープンや条件クラスの馬の勝利はなく、いかに前走で強いメンバーと戦ってきたかが重要となります。
また、近年は良馬場で行われることが少なく、今年も阪神競馬場付近は中間の天気がとても不安定。
渋った馬場への対応力もポイントとなりそうです。

本命は◎ドウデュース。
海外帰り初戦という割引き材料はありますが、それでもこの馬の地力を信頼します。
言わずと知れた昨年のダービー馬であり、そのダービーでは現役でも屈指の実力馬であるイクイノックスをクビ差しりぞけました。
果敢に挑んだ海外挑戦は残念な結果に終わりましたが、バリバリのアメリカ血統である母系に対して欧州の深い芝、それに加えて重馬場という馬場コンディションによるものが大きかったと思います。
海外帰り、次走を見据えた仕上げ、阪神の内回りが合うかなど嫌おうと思えば嫌える材料はあるものの、それを差し引いても今回のメンバーなら負けられないと思い本命に指名します。

対抗に○ユニコーンライオン。
今回と同コースで行われた一昨年の宝塚記念の2着馬。
その後一年の休養を挟み昨年のプロキオンSで復帰。
復帰後は二桁着順が続いたものの、福島記念で10番人気の低評価を覆して久々の勝利を飾りました。
マイペースで逃げることが出来ればかなりしぶとく脚を使ってくれる馬なので同型の存在が鍵になるのですが、今回逃げ馬は同厩舎のキングオブドラゴンと、番手でも競馬が出来るアフリカンゴールドがいるくらいで、単騎逃げが見込めるメンバー構成。
開幕週の阪神内回りという舞台を活かしてこの馬の投げ粘りもあると見て重い印を打ちます。

▲にマテンロウレオ。
前走の中山金杯ではスタートで後手を踏み、位置を取りにいったものの終始窮屈な競馬を強いられました。
直線でもなかなか前が開かず、ずっと狭いところを通らされましたが、それでもジワジワと脚を使って5着まで食い込んだあたり、やはり力があるなといった印象です。
中京の2000mで2勝をあげていますが、そこまで速い脚を使えるわけではないため個人的には内回りコースでこその馬だと思っています。
昨年勝利したアンドロメダSのように道中ラップが極端に緩まず淡々と流れるような展開になればチャンスはあるはずです。

以下、昨年は勝てなかったものの前走の内容から復調が期待できる△エフフォーリア、決め手を備えた阪神巧者の△インプレス、日経新春杯が惜しい競馬だった△プラダリアまでおさえます。

馬券は三連複一頭軸流し
◎→○、▲、△、△、△の10点で勝負します!

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