先週的中!【新潟2歳ステークス・キーンランドC】の軸にできる推奨馬はこれだ

クリーンエア 中央競馬予想

・重賞レース振り返り
先週の札幌記念はプログノーシスが2着のトップナイフに4馬身差をつけての圧勝。
良馬場でのキレ味勝負でこその馬だと思っていたので、札幌の稍重馬場であそこまで力を見せつけるとは思いませんでした。
今後は天皇賞秋やジャパンカップなどを目指すと思いますが、距離の融通もききそうなタイプでG1戦線を盛り上げてくれる存在になってくれるのではないでしょうか。
北九州記念はジャスパークローネが逃げ切りCBC賞に続いての重賞制覇。
大方の予想通りハイペースでレースが進みましたが、逃げ馬不振のこのレースでそのまま逃げ切ってしまうとは、よほど馬が力をつけているのでしょう。


秋の大目標スプリンターズSはさらにメンバーレベルが上がりますが、自分の形に持ち込めれば面白い存在になりそうです。

・今週の重賞レース
①新潟2歳ステークス
世代最初のマイル重賞で、近年では2013年の勝ち馬ハープスター、21年のセリフォスが後のG1ホースとなっています。
デビュー間もない2歳馬たちのレースということ、そして最後に待ち受ける新潟外回りの長い直線を各馬が意識することにより、例年スローペースで流れてからの終い勝負になります。
そのため、道中じっくりとタメを利かせて、いかにゴールまで脚を持続させるかが重要なポイント。
ショックアクションやウーマンズハートをはじめとしたゴドルフィンの馬が近年好成績を残しているのは、こういったレースの適性にマッチするヨーロッパ型の血統を持つ馬が多いからだと思います。
そんなゴドルフィンの馬ですが、今年はクリーンエアが参戦。
フランスで勝利をあげた母を持つ血統面に加え、同じコースで行われた新馬戦の内容も優秀で、今回の主役候補の一頭だと考えています。

②キーンランドカップ
1着馬にスプリンターズSへの優先出走権が与えられるこのレースに今年は22頭が登録。
近10年、最も決着時計が速かった年でも1.08.5。
基本的には9秒台と時計のかかるレースになることが多く、洋芝のスプリント戦らしい傾向が表れています。
時計を要する洋芝のスプリント戦という特殊なコースであることから、前年好走した馬が翌年も走るいわゆるリピーターが出現しやすいレースであり、過去にはナックビーナス、ダノンスマッシュ、エイティーンガールらが連覇こそないものの二年連続で馬券圏内に入っています。
今年のリピーター候補は昨年の2着馬ウインマーベルと同3着馬のヴァトレニ。
なかでもヴァトレニは典型的な洋芝巧者。
母のチアフルスマイルも2006年にこのレースを制しており、母子2代での同一重賞制覇に期待です。

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