【今週の軸馬】紫苑S・セントウルS・京成杯AH。秋競馬が遂にスタート

ビッグシーザー 中央競馬予想

先週の新潟記念は3歳馬のノッキングポイントが勝利。
ダービーで5着と世代の中でも高い実力を示していましたが、古馬の中に入ってもその実力を発揮しました。
3歳馬の新潟記念制覇は18年のブラストワンピース以来ですが、ブラストワンピースはその後菊花賞で4着、有馬記念を勝利と勢いそのままにその年の競馬界を賑わせました。
ノッキングポイントは血統的に菊花賞への参戦は微妙なところかもしれませんが、今後の飛躍がとても楽しみな存在ですね。
今週の競馬界は夏競馬も終わりいよいよ中央場所での開催。
秋華賞トライアルの紫苑S、スプリンターズSの前哨戦セントウルSが行われるなど、いよいよ秋のG1シーズンといった感じがします。

・今週の重賞展望
①紫苑S
16年からG3として開催されてきたこのレースも今年からG2に格上げ。
オープン時代は秋華賞にはなかなか繋がらないレースでしたが、昇格後はディアドラ、スタニングローズが秋華賞を勝利しており、ファインルージュご2着に入るなど本番との親和性が高いレースになっています。
開幕週ということもあり、タフな中山2000mというコースながら高速決着になることも多く、パンパンの良馬場であれば1分58秒台での決着になることもしばしば。
このあたりの馬場コンディションに関しては当日になってみないと不透明な部分が大きいのですが、良馬場で行われるのであれば高速決着への対応力、スピード能力を重視したいレースです。

②セントウルS
京都競馬場の改修に伴い近年は中京競馬場で開催されていましたが、今年は久しぶりに阪神に舞台を戻して行われます。
阪神開催で行われた近年のレースを見ると、逃げ先行有利な傾向が顕著。
ハクサンムーン、アクティブミノル、ビッグアーサーらがハナを取り切ってそのまま逃げ切ったほか、連対馬も先団からレースを進めた馬が多く、基本的には開幕週の馬場を武器に道中いかに前の位置で流れに乗れるかが重要なポイント。
注目馬はビッグシーザー。
現3歳世代の中でも屈指のスプリンターで、未勝利からマーガレットSまで危なげない形で四連勝を飾りました。
前走の葵Sはロケットスタートを決めたモズメイメイの逃げ切りを許しましたが、直線では勝ち馬を捕えるのではという走りぶり。
今回は本番に向けて是が非でも賞金を加算したいところ。
初めての古馬との対戦となりますが、好走を期待しています。

③京成杯AH
2019年にトロワゼトワルが1.30.3という驚異的なレコードを叩き出したこのレース。
開幕週ということで中山のマイル戦としては高速決着になりやすく、極端に道中のラップが緩まずに淡々と早い流れが刻まれる傾向にあります。
そのためハイペースの中でも最後までスピードを持続させる力が必要となり、血統的に中長距離血統の血を持つ馬の好走が目立ちます。
トロワゼトワルの出したレコードによって前が止まらない高速レースというイメージが浮かびますが、外枠の馬が外から差してくるレースも多くあり、加えてハンデ戦ということもあって馬券的には非常に難解な一戦。
中山マイルということで枠順も重要になりますし、このあたりは出馬確定後の枠順の並びも含めて展開を見極める必要があります。

今すぐ必勝予想を受け取る
↓無料情報はコチラ↓

manbaken-horse_350x160

コメント