【安田記念の競馬予想】豪華メンバーが揃うもG1未勝利馬に妙味あり!?

イルーシヴパンサー 中央競馬予想

大川の重賞見解

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大川慶次郎

6月4日(日)に東京競馬場芝1600mで行われる安田記念(G1)。
牡馬の一流どころに加え、ヴィクトリアマイル組からの強い牝馬やNHKマイルカップからも3歳世代の代表格が参戦する春のマイルチャンピオン決定戦です。


割と開催が進んだ週に行われるものの、基本的には高速決着が多いレースであり、近年は当たり前のように1分31秒台での決着となるなど高速馬場への対応力が必要不可欠。
ペース自体はスタートからコーナーまでの距離が長いことからポジション争いも落ち着きやすく、そこまでハイペースにはなりづらいですが、淡々としたラップが刻まれる中でラストでいかにキレる脚を使えるかが重要となります。


今年はG1馬が10頭も参戦するかなり豪華なメンバー構成となりましたが、この安田記念はG1未勝利馬が悲願のG1制覇を達成することが多いレースで、過去10年の勝ち馬のうち6頭がこのレースでG1初制覇を飾っています。
そこで今回は、初G1制覇が期待できる馬を3頭ピックアップしたいと思います。

①イルーシヴパンサー
昨年のこのレースでは1番人気の支持を受けた馬です。
その昨年はスローで流れてラスト3Fだけのレースになってしまい、最後方から上がり最速の脚は繰り出したもののさすがに届かずの8着。
とはいえ勝ち馬からは0.2秒差でしたし、展開が全く向かなかったことを考えると力は見せたのかなと思います。
前走の中山記念はいつもより積極的な競馬をして良い位置を取れたのですが、直線で終始前が塞がってしまい弾けませんでした。
直線を向いたところまでの手応えは良かっただけに、残念な競馬となってしまいましたね。
左回りのマイル戦という条件自体はベストでしょうし、古馬になってもう一段階成長する傾向があるハーツクライ産駒という血統面からも昨年より力はつけていることと思います。
岩田望来ジョッキーと共に人馬悲願となるG1制覇に期待です。

②レッドモンレーヴ
府中のマイルコースはこれまで2.1.0.0と高い適性を示しており、毎回上がり33秒台の末脚を披露しています。
決め手に関して言えばこの豪華なメンバーの中にあっても十分通用するでしょう。
加えて、この馬の魅力は前走1400mの京王杯SCを勝利している点。
もしも多少ペースが流れて推移した場合、1400mの割と速い流れを前走で経験したことは間違いなくプラスに働くはずです。
一つ鍵になるのは58kgという初めて背負う斤量でしょう。
馬格がある馬なのでそこまでの心配はいらないでしょうが、たかが1kgといえども斤量増でガクっとパフォーマンスを落とす馬もいますし、そのあたりを苦にしなければ非常に面白い一頭ではないかと思います。

③ナミュール
前走のヴィクトリアマイルでは個人的に期待していたのですが、スタート後に向正面で不利を受け全く競馬になりませんでした。
それでも最後はしっかりと脚を使って勝ち馬から0.6差の7着まで追い上げたあたり、スムーズならまた違った競馬になっていたのではないでしょうか。
府中のマイルという舞台であれば、現4歳世代の牝馬筆頭格であるスターズオンアースよりも強いと感じていますし、古馬の一戦級と比べても末脚の破壊力はひけを取らないと思います。
今回のコースでの持ちタイムもメンバー中2位タイと時計の裏付けもありますし、父は欧州系のハービンジャーですが母系にダイワメジャーやフレンチデピュティが入っているなど血統面もいかにも府中マイル向き。
今回はとにかくスムーズな競馬が出来れば十分チャンスはあると見ています。

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