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今週の重賞展望
今週は日曜日に東京競馬場芝2000mで重賞【天皇賞(秋)】が開催されます。
昨年はマスカレードボールが優勝、一昨年はドウデュースが優勝、23年はイクイノックスが異次元のレコード勝ち、22年はパンサラッサの大逃げとイクイノックスの異次元の末脚、21年はエフフォーリア、コントレイル、グランアレグリアの三強対決、19・20年は最強馬アーモンドアイの連覇など、毎年のように記憶に残る熱戦が繰り広げられているレース。
では【天皇賞(秋)】の好走馬をデータ面でチェックしていきましょう。
■人気
※過去20年分。
1番人気【11-3-2-4】
勝率55.0% 複勝率80.0%
2番人気【2-4-5-9】
勝率10.0% 複勝率55.0%
3番人気【1-2-3-14】
勝率5.0% 複勝率30.0%
4番人気【1-2-1-16】
勝率5.0% 複勝率20.0%
5番人気【4-1-0-15】
勝率20.0% 複勝率25.0%
6番-9番人気【1-7-8-64】
勝率1.3% 複勝率20.0%
10番人気以下【0-1-1-136】
勝率0.0% 複勝率1.4%
■単勝オッズ
※過去20年分。
1.9倍以下【3-0-0-0】
勝率100.0% 複勝率100.0%
2.0~2.9倍【5-2-3-3】
勝率38.5% 複勝率76.9%
3.0~4.9倍【6-4-5-11】
勝率23.1% 複勝率57.7%
5.0~7.9倍【1-2-2-16】
勝率4.8% 複勝率23.8%
8.0~14.9倍【2-4-5-23】
勝率5.9% 複勝率32.4%
15.0~19.9倍【2-2-0-18】
勝率9.1% 複勝率18.2%
20.0~49.9倍【1-5-4-67】
勝率1.3% 複勝率13.0%
50.0倍以上【0-1-1-120】
勝率0.0% 複勝率1.6%
2013年以降、1番人気は【8.2.1.2】と堅実。複勝圏を逃した2頭のうち、2018年のスワーヴリチャードは、スタートで出負けしたうえに他馬との接触もあったので度外視できる。もう1頭の2024年リバティアイランドは、故障明けで約7カ月ぶりの実戦、かつデビュー以来の最高馬体重と、本調子とは言い難い状態だった。順調さがうかがえる1番人気であれば、基本的に信頼を寄せていいだろう。また、2番人気も【2.2.2.7】と及第点の成績を残しており、1番人気が3着以下に敗れた3回はきちんと2着連対圏を確保している。軸は人気サイドから選ぶのが賢明だ。なお、6番人気以下の勝ち星はなく、人気薄は狙うにしても連下までにとどめておきたい。
■脚質
※過去20年分。
逃げ【0-2-3-15】
勝率0.0% 複勝率25.0%
先行【7-6-3-60】
勝率9.2% 複勝率21.1%
差し【12-9-7-104】
勝率9.1% 複勝率21.2%
追込【1-3-7-79】
勝率1.1% 複勝率12.2%
東京芝コースの肝といえばやはりラストの長い直線。緩やかな3~4コーナーを回ると、500m超の直線に高低差約2mの上り坂が待ち構えている。そのため、逃げて後続を封じることは容易ではなく、2003年の東京競馬場リニューアル以降は勝ち馬が出ていない。近年は好位差し~中団待機勢が幅をきかせており、2013年以降の上がり3ハロンタイム最速馬の成績は【5.6.1.4】。同2~3位馬も6勝を挙げている。しっかりとした末脚が必要不可欠な舞台。
■枠別
※過去20年分。
1枠【3-4-1-25】
勝率9.1% 複勝率24.2%
2枠【2-2-0-32】
勝率5.6% 複勝率11.1%
3枠【1-1-6-28】
勝率2.8% 複勝率22.2%
4枠【6-3-3-26】
勝率15.8% 複勝率31.6%
5枠【2-5-2-30】
勝率5.1% 複勝率23.1%
6枠【3-3-2-31】
勝率7.7% 複勝率20.5%
7枠【3-2-3-39】
勝率6.4% 複勝率17.0%
8枠【0-0-3-47】
勝率0.0% 複勝率6.0%
舞台となる東京芝2000mは、スタートまもなくコーナーを迎えるため、当然ながら外枠が不利。とくに8枠は2013年以降【0.0.2.28】と、3着に入るのがやっとの状況が続いている。馬番に視点を移すと、1~9番の13勝を含む3着以内33頭に対し、10~18番は勝利がないばかりか2~3着も6頭に過ぎない。1桁馬番を引くか否かで、好走確率が大きく変わることを頭に入れておくべきだろう。
■血統
※東京競馬場/芝/2000m/過去5年
※同コース種牡馬別成績
キタサンブラック【19-10-9-42】
勝率23.8% 複勝率47.5%
エピファネイア【18-14-18-67】
勝率15.4% 複勝率42.7%
キズナ【15-17-6-61】
勝率15.2% 複勝率38.4%
モーリス【12-5-7-47】
勝率16.9% 複勝率33.8%
ドゥラメンテ【10-9-5-68】
勝率10.9% 複勝率26.1%
ディープインパクト【9-12-11-73】
勝率8.6% 複勝率30.5%
ハーツクライ【8-11-11-77】
勝率7.5% 複勝率28.0%
シルバーステート【7-9-3-30】
勝率14.3% 複勝率38.8%
ゴールドシップ【7-8-20-109】
勝率4.9% 複勝率24.3%
リアルスティール【7-3-7-25】
勝率16.7% 複勝率40.5%
2011年にトーセンジョーダンが記録した1分56秒1という勝ちタイムは、2023年にイクイノックスが更新(1分55秒2)するまで、長きにわたりJRAの芝2000mレコードとして君臨。また、トーセンジョーダンの従兄には2009年天皇賞(秋)で8歳にしてG1初制覇となったカンパニーがおり、どちらもトニービンの直系という点でも共通する。2着に4馬身差をつけた2013年ジャスタウェイしかり、天皇賞(秋)では多くのトニービン内包馬が記憶に残るパフォーマンスを披露してきた。ほか、2020年に史上2頭目となる2連覇を達成したアーモンドアイをはじめとして、2015年1着ラブリーデイ、2018年1着レイデオロ、2025年1着マスカレードボールなど、近年はキングカメハメハの直系も幅をきかせている。
天皇賞(秋)のまとめ
・人気、1番人気・2番人気馬。
・脚質、末脚が必要不可欠。
・枠別、1桁馬番。
・血統、トニービン直系・キングカメハメハ直系。
これらのチェックが必要です
天皇賞(秋)のまとめ
今年の登録馬に当てはめると
◎ マスカレードボール
データ評価:★★★★★
昨年の天皇賞(秋)を制した現役王者。東京芝2000mのGⅠ勝利実績に加え、2025年ジャパンCでも2着と東京コースへの適性は申し分ありません。
父ドゥラメンテは東京芝2000mの種牡馬成績で複勝率26.1%。さらにキングカメハメハ直系という点でも、近年の好走血統に合致します。
何より東京の長い直線で発揮する末脚が魅力。1番人気になれば人気・脚質・血統・コース実績が揃う存在です。
ただし、近走の順調さと当日の状態は確認が必要です。
○ クロワデュノール
データ評価:★★★★★
今回、血統面で最も強調したい存在です。
父キタサンブラックは東京芝2000mで【19-10-9-42】、勝率23.8%・複勝率47.5%と抜群の成績。
2026年は大阪杯と天皇賞(春)を制覇し、宝塚記念でも2着。GⅠ実績は申し分なく、好位から長く脚を使える点も天皇賞(秋)の傾向に合います。
東京芝2000mでの末脚勝負への対応が鍵ですが、先行力と持続力を兼備する強力な対抗候補です。
▲ ダノンデサイル
データ評価:★★★★☆
父エピファネイアは東京芝2000mで【18-14-18-67】、複勝率42.7%という好成績。
日本ダービーを制した東京コースへの適性に加え、2026年宝塚記念でも3着と能力を維持しています。
2400mでの実績が目立ちますが、東京2000mでも好位から速い上がりを使えれば上位争いが可能。人気上位が予想されるだけに、血統・能力・コース適性の3項目から高評価できます。
☆ レガレイラ
データ評価:★★★★☆
最大の武器は鋭い末脚。東京の長い直線で差し脚を生かせる点はプラスです。
父スワーヴリチャードはハーツクライ系で、東京芝2000mに求められる持続力にも期待できます。
前走オールカマーは4着でしたが、今回は東京への舞台替わり。差し有利の展開になれば巻き返す可能性があります。
ただし、後方に置かれすぎると展開に左右されるため、道中の位置取りが重要です。
△ ジョバンニ
データ評価:★★★★☆
血統面で注目したい穴候補です。
父エピファネイアの東京芝2000m複勝率は42.7%。前走チャレンジCを勝っており、2000mの重賞実績も備えています。
強力なGⅠ馬が揃うため能力比較は課題ですが、血統と距離適性から相手候補として評価できます。
特に1桁馬番を引き、好位~中団でロスなく運べるなら面白い存在です。
※こちらは出走登録時点での情報になりますので実際の出走馬と異なる場合が御座います。
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