大川の重賞見解
↓勝負予想は無料でこちらから
3月12日(日)に阪神競馬場芝1400mで行われるフィリーズレビュー(G2)。
先週のチューリップ賞が本番と同じ舞台で行われるのに対し、こちらは本番より1F短い1400m、コースも内回りコースで行われます。
桜花賞と同じ阪神競馬場のレースではありますが、コース形態の違いから本番との直結度は低く、過去10年でこのレースの連対馬から本番を制したのは2017年の2着馬レーヌミノルのみ。
しかし、昨年の2着馬ナムラクレアは現役トップクラスのスプリンターとして活躍中ですし、遡れば13年の勝ち馬メイショウマンボ、15年のクイーンズリングと、のちにクラシックやエリザベス女王杯を制する女傑を輩出しています。
レースの傾向としては、阪神の1400mらしく序盤からペースが流れることが多く、過去10年のうち6年はハイペースの消耗戦に。
このレースで連対してから、夏以降に短距離路線に進む馬たちも多く、本質的にスプリンタータイプに近い馬を狙っていみたいところです。
本命は◎ブトンドール。
デビューから函館の1200mを連勝して世代初の重賞ウィナーに輝いており、速い流れでの経験値は豊富です。
前走の阪神JFは展開こそ向いたものの末脚不発で10着という結果でしたが、残り200mあたりで脚色が鈍ったあたりやはり少し距離が長かったのではないでしょうか。
今回のコースは昨年のファンタジーSで経験していますが、逃げた勝ち馬を捉えきれず2着だったものの上がりの脚はしっかりと使えていました。
現状適距離といえる1400mに距離を縮めた今回は、まずこの馬を中心に馬券を組み立てたいと思います。
対抗に○シングザットソング。
この馬はデビューしてからの三戦は全て1600mを使われており、なおかつスローペースのレース経験しかありません。
それに加えてゲートの出にも不安が残ります。
それでも対抗評価にした理由は、なんといっても末脚の破壊力。
阪神と中京という異なるコースで毎レース上がり最速33秒台の数字をマークしているように、確実にラストは伸びてきます。
前述のとおり出遅れ癖と直線の短い内回りコースに変わってどうなるかですが、気性面を見る限り距離短縮は歓迎材料だと思いますし、例年通りのハイペースの消耗戦になれば最後に突き抜けてくる画が浮かびます。
▲にルーフ。
1200mの距離を未勝利から二連勝して挑みますが、1400mという1F伸びる距離に関しては問題ないと思います。
昨年10月、3着に敗れたものの東京の1400mで出した1.21.0という数字は距離だけでみれば今回のメンバーで持ち時計トップタイですし、前走で好位置で抑えて最後に脚を使う競馬を学んだこともプラス材料。
前走のようにハイペースで飛ばす馬たちを見る形で我慢させることが出来れば面白い一頭だと思います。
以下、前走負けすぎな感はあるものの、同じ舞台で重賞を勝っている△リバーラ、2戦2勝で速い流れを前で押し切った経験もある△トラベログ、1400m戦の経験豊富な△テンノメッセージ、昨年の勝ち馬サブライムアンセムの半妹にあたる△イコノスタシスまで手広く印を打ちます。
馬券は◎ブトンドールから印を打った馬への馬連流しで勝負します。
大川の重賞見解
↓勝負予想は無料でこちらから
コメント