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今週の重賞展望
今週は日曜日に中京競馬場でＧ１レース【高松宮記念】が開催されます。
春のスプリント王決定戦であり、Ｇ１シリーズ開幕戦としての役割も担い1996年から現在の時期、距離で行われています。
近年は荒れるイメージも強く、実際に一番人気馬の勝利は2016年のビッグアーサーが最後。19年は2、3着に単勝オッズ100倍超えのセイウンコウセイ、ショウナンアンセムが入り3連単の配当は400万円を超える大波乱に。
昨年も勝ち馬のファストフォースは単勝12番人気、3着に入ったトゥラヴェスーラは13番人気と荒れた結果になったのは記憶に新しいところです。
では【高松宮記念】の好走馬をデータ面でチェックしていきましょう。
過去10年
■人気
1番人気【1.1.2.6】
勝率10.0％ 複勝率40.0％
2番人気【2.4.0.4】
勝率20.0％ 複勝率60.0％
3番人気【2.1.3.4】
勝率20.0％ 複勝率60.0％
4-6番人気【2.2.1.25】
勝率6.7％ 複勝率16.7％
7-9番人気【2.1.0.27】
勝率6.7％ 複勝率10.0％
10番人気以下【1.1.4.84】
勝率1.1％ 複勝率6.7％
1番人気は1勝、複勝率40.0％。ここ2年連続で掲示板をも外しているので信頼度はとても低いです。一方、2、3番人気はともに2勝、複勝率60.0％となっており1番人気に比べればはるかに信頼度は高くなっています。ちなみに2、3番人気の回収率は単勝135％、複勝130％といずれも黒字です。
■年齢
4歳【3.3.4.31】
勝率7.7％ 複勝率20.5％
5歳【3.3.3.35】
勝率6.8％ 複勝率20.5％
6歳【2.4.3.35】
勝率4.5％ 複勝率20.5％
7歳【2.0.1.27】
勝率6.7％ 複勝率10.0％
8歳以上【0.0.1.22】
勝率0.0％ 複勝率4.3％
4歳と5歳がともに3勝、複勝率もまったく同じです。6歳は2勝、複勝率は4、5歳と同率。そして7歳も2勝しているように高齢馬もよく来ています。昨年は7歳ファストフォース1着、8歳トゥラヴェスーラが3着でした。一昨年は7歳キルロードが3着と好走しています。
■騎手所属別
美浦【1.1.3.51】
勝率1.8％ 複勝率8.9％
栗東【8.9.7.95】
勝率6.7％ 複勝率20.2％
外国【1.0.0.4】
勝率20.0％ 複勝率20.0％
騎手は関西の圧勝となっています。関東騎手はアウェイの中京コースで苦戦を強いられている結果に。ちなみに、一昨年は17年ぶりに美浦所属の丸田騎手がナランフレグで優勝、3着に菊沢騎手のキルロードが入り、昨年も丹内騎手がトゥラヴェスーラで3着好走しており風向きが変わってきている可能性もありますが、データ上では関西騎手を優勢で見たほうがいいと思います。
■枠別
1枠【1.0.1.18】
勝率5.0％ 複勝率10.0％
2枠【3.2.1.14】
勝率15.0％ 複勝率30.0％
3枠【2.1.0.17】
勝率10.0％ 複勝率15.0％
4枠【0.2.4.14】
勝率0.0％ 複勝率30.0％
5枠【1.1.3.15】
勝率5.0％ 複勝率25.0％
6枠【0.0.0.20】
勝率0.0％ 複勝率0.0％
7枠【2.2.0.26】
勝率6.7％ 複勝率13.3％
8枠【1.2.1.26】
勝率3.3％ 複勝率13.3％
過去10年、6枠は1頭も馬券になっていません。その6枠の大不振が足を引っ張っていることもあってか5～8枠の外枠は好走率が低くなっています。
高松宮記念のまとめ
・1番人気は不振
・高齢馬でも好走
・関西騎手
・内枠有利のチェックが必要です。
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