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今週の重賞展望
今週は日曜日に中山競馬場芝1200mで重賞【スプリンターズステークス】が開催されます。
秋の短距離王決定戦!有力どころが優勝するケースは多いものの立ち回りがものをいうスプリント戦なだけあって紐荒れは珍しくないレース。
では【スプリンターズステークス】の好走馬をデータ面でチェックしていきましょう。
■人気
※過去20年分。
1番人気【7-2-2-9】
勝率35.0% 複勝率55.0%
2番人気【2-6-1-11】
勝率10.0% 複勝率45.0%
3番人気【5-3-0-12】
勝率25.0% 複勝率40.0%
4番人気【0-0-1-19】
勝率0.0% 複勝率5.0%
5番人気【0-2-3-15】
勝率0.0% 複勝率25.0%
6番-9番人気【3-4-8-65】
勝率3.8% 複勝率18.8%
10番人気以下【3-3-5-129】
勝率2.1% 複勝率7.9%
■単勝オッズ
※過去20年分。
1.9倍以下【1-0-0-2】
勝率33.3% 複勝率33.3%
2.0~2.9倍【4-1-2-5】
勝率33.3% 複勝率58.3%
3.0~4.9倍【5-4-0-8】
勝率29.4% 複勝率52.9%
5.0~7.9倍【2-5-1-16】
勝率8.3% 複勝率33.3%
8.0~14.9倍【3-4-4-43】
勝率5.6% 複勝率20.4%
15.0~19.9倍【0-0-4-26】
勝率0.0% 複勝率13.3%
20.0~49.9倍【4-6-5-67】
勝率4.9% 複勝率18.3%
50.0倍以上【1-0-4-93】
勝率1.0% 複勝率5.1%
2013年以降(2014年は新潟で施行)、1番人気は【5.0.2.6】。G1ウィナーに限れば【5.0.0.3】と上々の成績を残しており、馬券的にも信頼できる。1~3番人気のトータル成績も【9.6.3.21】と悪くなく、1~3番人気の総崩れは2022年と2024年の二度だけ。基本的に人気サイドの安定感は高い。ただし、4~6番人気は【0.3.3.33】の低空飛行。その一方で、7番人気以下の複勝圏入りは15頭と低評価馬が食い込むケースが目立つ。人気サイドと人気薄を上手に絡めて、3連系の券種で好配当を狙いたいレース。
■脚質
※過去20年分。
逃げ【3-4-1-12】
勝率15.0% 複勝率40.0%
先行【7-8-5-51】
勝率9.9% 複勝率28.2%
差し【9-8-8-104】
勝率7.0% 複勝率19.4%
追込【1-0-6-93】
勝率1.0% 複勝率7.0%
この時期の中山開催は高速馬場になりやすく、スピードや機動力の要求度が高い。スプリントG1ともなれば、その傾向はより顕著に。当レースに関しては、原則「逃げ・先行有利」と考えておいたほうがいい。とくに後方待機策で好走直後の馬には注意が必要だ。中山施行の過去12回、前走の4角通過順位が11番手以降、かつ前走の着順が5着以内だった馬が、2着連対圏を確保したケースは2017年1着のレッドファルクス1頭のみ。同馬は前年の覇者でもある。かなりの舞台適性を示している馬でもなければ、中心視するのは避けたほうがいい。
■枠別
※過去20年分。
1枠【2-2-6-30】
勝率5.0% 複勝率25.0%
2枠【1-4-3-32】
勝率2.5% 複勝率20.0%
3枠【1-1-6-32】
勝率2.5% 複勝率20.0%
4枠【5-3-0-32】
勝率12.5% 複勝率20.0%
5枠【3-4-0-32】
勝率7.7% 複勝率17.9%
6枠【0-1-1-38】
勝率0.0% 複勝率5.0%
7枠【5-3-3-29】
勝率12.5% 複勝率27.5%
8枠【3-2-1-35】
勝率7.3% 複勝率14.6%
かつては中~外枠が優勢を誇っていたが、近年は形勢が逆転。中山施行の過去12回では、1~3着馬延べ36頭中29頭を1~5枠が占めており、外寄りの6~8枠は劣勢を強いられている。内寄りの枠を引いた人気馬が馬群を捌けずに崩れることもあるが、2桁人気で3着以内に入った7頭中5頭が1~5枠となっており、穴は内~中から出ることが多い。極端な外枠バイアスでもない限りは、1~5枠を優先して馬券を組み立てるべき。
■血統
※中山競馬場/芝/1200m/過去5年
※同コース種牡馬別成績
ロードカナロア【13-14-9-109】
勝率9.0% 複勝率24.8%
ビッグアーサー【11-10-9-79】
勝率10.1% 複勝率27.5%
ミッキーアイル【8-4-9-53】
勝率10.8% 複勝率28.4%
モーリス【7-7-3-31】
勝率14.6% 複勝率35.4%
シルバーステート【6-6-1-43】
勝率10.7% 複勝率23.2%
アドマイヤムーン【5-9-2-33】
勝率10.2% 複勝率32.7%
スクリーンヒーロー【5-2-4-25】
勝率13.9% 複勝率30.6%
イスラボニータ【4-4-4-33】
勝率8.9% 複勝率26.7%
アメリカンペイトリオット【4-1-3-30】
勝率10.5% 複勝率21.1%
ダイワメジャー【3-7-9-65】
勝率3.6% 複勝率22.6%
2016~2018年はフォーティナイナー直系にあたるレッドファルクス(2連覇)とファインニードルの2頭で3連勝を飾っていたが、同系統は2011年2着パドトロワ(9番人気)、2017年3着ワンスインナムーン(7番人気)、2018年3着ラインスピリット(13番人気)、2022年2着ウインマーベル(7番人気)と伏兵も上位を賑わすケースが目立つ。
スプリンターズステークスのまとめ
今年の登録馬に当てはめると
■「フリッカージャブ」
今年のデータ分析ではかなり目立つ存在です。
鞍馬S→北九州記念→セントウルSと芝1200mを3連勝。北九州記念では2~3番手、セントウルSでも2番手から勝っており、今回のデータで優秀な逃げ・先行型に完全に合致します。中山1200mでは今年のオーシャンS6着がありますが、勝ち馬とは0秒3差でした。
血統も面白く、父サートゥルナーリアに母父サクラバクシンオー。今回提示された種牡馬ランキングそのものには父は入りませんが、母父が日本を代表するスプリント血統です。
さらに人気上位になれば、過去20年で強い1~3番人気ゾーンにも該当する可能性があります。
■「ウインカーネリアン」
こちらは舞台適性という意味では非常に分かりやすい存在です。
何より2025年スプリンターズSの勝ち馬。今年9歳になっても高松宮記念3着、キーンランドC3着と結果を残しています。
そして血統が重要。父スクリーンヒーローは、ユーザー提示の中山芝1200mデータで
【5-2-4-25】
勝率13.9%/複勝率30.6%
と優秀です。
脚質も前で運べるタイプなので、「逃げ・先行有利」という今回の条件にも合致。さらに前年覇者なので、後方型に求められるような未知のコース適性ではなく、すでにこの舞台のGⅠで結果を出しているのが強みです。
■「サウンドモリアーナ」
穴候補としてかなり気になるのがこの馬です。
最大のポイントは父ミッキーアイル。
提示データでは中山芝1200mで
【8-4-9-53】
勝率10.8%/複勝率28.4%
と高水準。
さらに今年のキーンランドCでは正攻法の競馬で1着。そこでパンジャタワー、ウインカーネリアンというGⅠ級の相手を破っています。しかもJRAによれば中山にも勝ち鞍があります。
ここが今回のデータと非常に噛み合います。
スプリンターズSは4~6番人気が低調なのに対し、7番人気以下から穴馬が飛び込んでくるレース。もしこの馬が7番人気以下+1~5枠という組み合わせになれば、データ上はかなり面白い穴パターンになります。
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